立水栓・水栓の選び方


立水栓・水栓とは?


どんな立水栓を選べば良いの?

立水栓・水栓

庭に立水栓が設置してあると、草花の水やりや庭の手入れなどに便利です。機能やデザインなどいろいろな種類がありますから、目的に合ったものを設置しましょう。
立水栓を選ぶときのポイントは、設置場所にふさわしい機能とデザインのものを選ぶことです。
家族しか使わない庭に設置する場合と通行人の目に留まる玄関付近に設置する場合では、ふさわしいデザインは異なりますし、どのような目的で設置するのかによってあったほうが便利な機能も異なります。

例えば、表通りに面した場所に設置する場合、いたずら防止のために水栓部分が取り外せるタイプのものを設置すると安心して使用することができます。
庭に設置するものに関しては、庭全体の調和やバランスを考えて好みのデザインのものを選択しましょう。カントリー調のデザインやナチュラルタイプ、モダンなデザインなど様々な種類がありますから、調和やバランスを考えて設置することで庭の印象をぐっと高めることができるでしょう。
ホースが接続できるどうかも重要なポイントです。
水栓部分が特徴的なデザインをしている場合、ホースを接続することができない可能性があります。
洗車や水やり目的で立水栓を設置するのであれば、ホースの接続は欠かせませんから、必ず設置前に確認しておきましょう。

立水栓の設置場所

エクステリアの中でもあると便利なのが立水栓です。屋外での作業や戦車や車の水やり、泥汚れの掃除など水を使用する機会が多いので、給水場所が無いと作業がはかどりません。

立水栓の設置場所は、使用目的を考慮して決定しましょう。
庭の植木に水やりをするためなら庭に設置することになりますし、洗車に使用するのならカーポート付近に設置したほうが使いやすくなります。庭でもカーポートでも水を使いたいという場合は、中間地点に設置してホースで水を引いてくることになります。

立水栓の設置場所で失敗するケースは意外と多く、建築途中に適当に決定してしまったがために、実際に生活するようになってから不便を感じてしまう方は少なくありません。

住宅での生活というとついつい屋内での行動ばかりイメージしてしまいがちですが、エクステリアをどのように活用するのかを具体的にイメージしておかないと、水を使う作業で不便を強いられることになってしまいます。

デザインも重要なポイントです。カラフルでオシャレなデザインであれば目立つ場所に設置してエクステリアの装飾として利用できますが、単なる水道そのままのデザインであれば、あまり目立たない場所に設置したほうが良いことになります。
実用性は重要ですが、見た目や家の外構部の印象のことまで考慮して設置場所を検討してください。

立水栓・水栓

立水栓の設置は自分でできるの?

立水栓・水栓

立水栓の設置は一般的にはプロに依頼するものですが、場合によっては自分で設置することも可能です。
ただし、自力で可能なのは古くなったものを交換する場合や、水道管がすでにとおっているところに設置する場合のみです。
立水栓は当然ながら水道管が通っていなければ設置できません。水道工事を素人が行うことはできませんから、新設する場合は自分で設置することはできません。
もし新たに設置したい場合は、給排水管の工事のみを水道業者に依頼して施工してもらい、上物部分の設置を自分で行うことになります。

既に使用している立水栓がある場合、基本的は全てユニット構造で設計されていますから、古くなったものを取り外して新しいものに交換することが可能です。

ただし多くの場合は交換を前提とした工事はされておらず、地面にがっちりと食い込んで設置されています。玄関やカーポートなどでよく見られる根本がコンクリートで固められているタイプのものは、コンクリートを破壊しない限り交換できませんから、素人では工事不可能です。庭など土で固定されているものであれば、掘り返して取り外し、新しいものを設置することが可能です。

自分で設置することは可能ですが、作業はかなり大掛かりになるため簡単ではありません。大工作業に自信のない方は、素直に業者に交換工事を依頼したほうがいいでしょう。