立水栓・水栓のQ&A その1


立水栓・水栓のQ&A その1


立水栓はどんなサイズが良いの?

立水栓・水栓

住宅に設置する立水栓を選ぶ時、サイズは重要な問題になります。 平均的なサイズは60センチから120センチですが、どのようなスタイルで使用するのかを事前にイメージしてサイズを決める必要があります。
玄関脇に設置して子供が使用するのであれば、子供の手が届く60センチ前後の低めのサイズのものを選択する必要があります。
自分で蛇口をひねって手を洗えるサイズのものを選ばないと、子供だけでは手が届かず使えなくなってしまいます。

カーポートなどに設置する場合は、高めのサイズを設置することが一般的です。
カーポートに設置した立水栓は基本的に洗車目的で使用されるものであり、使用するのは大人です。
立って作業をすることが前提になりますから、立ったままでもホースの付け外しがしやすい高さに設置しておくとしゃがまずに作業を進めることができます。

多目的に使用したい時はなかなかサイズがきまらないものですが、サイズがうまく決まらない時は蛇口が二つが取り付けられているタイプの立水栓を設置するという方法もあります。
異なる二つの高さに蛇口が取り付けられているものならば、用途や目的によってそれぞれの蛇口を使い分けることが可能です。子供と大人それぞれが蛇口を使い分けるのもいいですし、片方をホース専用にしてしまうという使い方もできます。

立水栓の凍結対策法は?

立水栓と言った住まいの外についているタイプの水栓は、厳寒期になると凍結してしまうことがあります。
水は氷ると体積が膨張する性質があります。 もし水栓が凍結してしまうと、中で水が膨張しその力で破損してしまうことがあります。
温暖な地域では特に問題ありませんが、寒冷地にお住いの方はきちんと凍結対策を行うことが大切です。 雪が積もってしまうと外にある水栓は凍結対策が行いにくくなるので、紅葉が散ってきたらお早目に始められたほうが良いです。

最近では寒冷地対応の不凍立水栓が多く、北国にお住いの方は最初からこれを選んでおくと水抜きが簡単で凍りにくいです。
しかしマイナス20℃以下になる寒冷地にお住いの方は寒冷地対応でも凍る可能性があります。
立水栓はボロ布を巻いておくと凍りにくくなります。
ボロ布が無いときはホームセンターで発泡スチロールを購入してきて巻いても良いですし、水道管用の保温材も販売されています。
雪が降り出したらあまり使う機会は無いでしょうから、冬が来る前に元栓を閉めておくのも凍結対策の一つです。
もし凍結して破損してしまっても元栓を閉めていれば安心です。
その後はすぐに水道修理業者にご連絡して修理して貰うと良いです。
予め困ったときのために水道修理業者の電話番号を控えておくとスムーズです。

立水栓・水栓

立水栓はどんな時に便利か?

立水栓・水栓

立水栓は水栓を立てて使いやすくしたもので、主に玄関先や庭に設置する方が多いです。
なぜそのような場所に必要なのか、それはマイホームに住んでみると庭で水を使うことが以外に多いことに気付かされます。

例えば車の洗車、庭の花壇への水やり、庭でのバーベキュー、犬の散歩の後の足の洗浄などです。それらを一々家の中からホースで引っ張って持ってくるのは一苦労です。そんな一苦労を解消してくれるのが立水栓なのです。

また最近ではデザインも様々で玄関先や庭などをお洒落に演出してくれる物も多く出回っています。立水栓一つで本当に雰囲気が変わるので使用頻度が少なくても設置される方も増えてきました。

また外に付ける立水栓は非常時にも役に立ってくれることがあります。それは万が一庭で火元が発生した時、家の中まで水を取りに行っていたのでは、手遅れになってしまう事もあり得なくは無い事です。
使用頻度が高い方から、たまにしか使用しない方、様々ですが立水栓を設置することにより万が一の場合にも、とても役に立ちガーデンライフが楽になります。
今、家の外で水を使うときに何か、不便を感じている方に、とても向いているのが立水栓です。