住宅に設置する立水栓を選ぶ時、サイズは重要な問題になります。
平均的なサイズは60センチから120センチですが、どのようなスタイルで使用するのかを事前にイメージしてサイズを決める必要があります。
玄関脇に設置して子供が使用するのであれば、子供の手が届く60センチ前後の低めのサイズのものを選択する必要があります。 自分で蛇口をひねって手を洗えるサイズのものを選ばないと、子供だけでは手が届かず使えなくなってしまいます。
カーポートなどに設置する場合は、高めのサイズを設置することが一般的です。 カーポートに設置した立水栓は基本的に洗車目的で使用されるものであり、使用するのは大人です。 立って作業をすることが前提になりますから、立ったままでもホースの付け外しがしやすい高さに設置しておくとしゃがまずに作業を進めることができます。
多目的に使用したい時はなかなかサイズがきまらないものですが、サイズがうまく決まらない時は蛇口が二つが取り付けられているタイプの立水栓を設置するという方法もあります。
異なる二つの高さに蛇口が取り付けられているものならば、用途や目的によってそれぞれの蛇口を使い分けることが可能です。子供と大人それぞれが蛇口を使い分けるのもいいですし、片方をホース専用にしてしまうという使い方もできます。
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