天国の人に届く郵便ポスト


天国の人に届く郵便ポスト


思いを伝える郵便ポストは夢がある

郵便ポストサンプル1

天国の人に届くポストの存在を貴方は信じることができますか?私はそんな夢の様なポストの存在を今でも信じています。
郵便ポストは伝えたい思いを、世界中の人々へと伝えることが出来ます。
日本の赤いポストに手紙を入れると、遅くても一週間の内に伝えたい思いが伝えたい人へと伝わるのです。

今でこそインターネットや電子メールが発達し、手紙を書く機会は少なくなりましたが、手紙を好んで使っている人はまだまだ大勢います。
郵便ポストを利用する人がこの先なくなることは無いと言っていいでしょう。
そんな世界中で必要とされている郵便ポストですが、私は冒頭でも述べたとおり、手紙を生きている人へだけではなく、天国の人に届けることのできるポストがきっと存在していると思うのです。

その古く、不思議で、どこか雰囲気の違うであろう赤く、錆びたポストは今も手紙を待っているだろうと思うのです。
そして生き別れた愛する人へ気持ちを伝えたい人…、若くして亡くなった息子に思いを伝えたい母親…。
そういった人たちがきっと人知れず利用しているのだと思います。
私はまだそのポストを利用したことがありませんし、利用する必要もありません。
ですが私にそのポストが必要になった時、きっと私の前にそのポストは姿を現すのでしょう。

手紙が天国に届く郵便ポスト

私の住んでいた土地には、その土地に住んでいる人であれば知らない人はいないといっても過言ではない、ちょっと有名な古い郵便ポストがありました。
そのポストがどう有名かといいますと、「そのポストに入れた手紙は天国の人に届く」ともっぱらの噂だったのです。
私は3年前に最愛の夫を亡くし、今は小学生の息子二人と三人暮らしをしておりました。
先日、一緒に暮らしているそんな二人の息子が、「お父さんと手紙のやり取りをしたい」というのです。
私は天国の人とやり取りができる郵便ポストの話を全く信じていませんでしたが、息子二人のことを思うといてもたってもいられなくなり、そのポストを利用することにしました。
私が息子にお父さんに伝えたいことを手紙に書くよう伝えると、息子は嬉しそうに日々の出来事を何枚もの紙につらつらと書き連ねたのです。
私はその息子からの手紙を受け取ると、噂の郵便ポストへと向かいました。
ポストは今はもう使われておらず、その土地のシンボルのようなものとして土地から迎えられています。
私はそのポストへ息子から夫への手紙を投函すると、来るはずもない夫からの返事を待つために家に引き返しました。
もちろん返事が返ってくることはありませんでしたが、今でもそのポストのことは鮮明に覚えています。

郵便ポストサンプル2

想いを受け止める郵便ポスト

郵便ポストサンプル3

郵便ポストといえば、もちろんみんな知ってます。
でも今は電子メールやアプリで直接本人に届く仕組みがあるので手紙をハガキや手紙で郵便ポストでうけることは減っていく一方です。
ただ、すでに亡くなった方に対して直接天国にメッセージを送るポストがあったとしたらみんなどんな使い方をするでしょうか。

もちろん、その相手が友達、恋人、両親、子供、著名人いろいろあるわけです。
これまで伝えられなかった思いを伝えられるチャンスをこの天国に届くポストを使えば、自由自在に届けられるわけです。
今のリアルな世界の郵便ポストの役割は単に受け口だけです、でもこの天国に届くポストは生きている人、天国に行ってしまったおおくの人々を手紙やはがきでつないでくれる素敵なものです。
きっと、思いを遂げられなかったこともこのポストがあるからこそ、かなわないことはわかってても遂げられるかも知れません。
一言が足りなかったために後悔していることもすっきりするかもしれません。

どんな人でもきっと天国に思いを届けたいことはあるはずです。
この郵便ポストをうまく使って、思いのたけを思い切りぶつけて、すっきりしてみてはどうかと思います。
きっとみんな幸せになります。