自宅の外観を考える場合、郵便ポストのデザインなども大切です。
郵便ポストは、普段から使うものであり、またとても目につくものなので、こちらのデザイン一つで、玄関周りの雰囲気が変わります。

また、自分の好きなデザインのものを選ぶだけで、毎日郵便受けを覗くのが楽しくなったりするものです。

そこで、最近は洋風の家が増えていますが、こうした洋風の家に合う郵便ポストは一体どういったポストなのでしょうか。まず、和風の家、洋風の家、どちらの家にも合うものなどを付けることもおすすめです。

従来のスタンダードなデザインのものは、どちらの家にも合うことがほとんどです。
しかし洋風の家に合うものを選びたい、というものであれば、アンティーク調のポストなどがおすすめです。
こうしたアンティークポストは、赤錆調となっていますので、自宅が洋風であれば、その雰囲気にマッチしますし、アンティークな感じがオシャレに見えることも多いです。

また、ナチュラルで可愛い感じのお家にぴったりの、手作り感のあるポストなどもおすすめです。こちらは、手作り感があり、また見た感じは陶器のような作りになっていて、手作り感があるということが特徴です。
壁掛けタイプなどもおすすめです。

近年はインターネットの発達により電子メールを使用することが主流となりましたが、手書きの文章には心が込められるという良さがあるため、手紙の価値も見直されつつあります。
それを受け取る際に用いられるのが、家庭に設置する郵便ポストですが、洋風のお宅にはどんなデザインのものがふさわしいと言えるでしょうか。

洋風の家に合う郵便ポストといえば、やはり長いポールの上に金属製の箱が載った、扉付きのものが定番です。箱は長くなっており、山形の食パンのように、上部が丸く、下部が平べったくなっています。

欧米のホームドラマでは、ここに新聞が配達されたり、手紙が投函されたりして、一日が始まるという場面を見かけることがありますね。広いお庭があり、緑色の芝生が光に映えるご家庭であれば、特にふさわしいと考えられます。

もう一種類おすすめを挙げるとすれば、、小さなログハウスのような郵便ポストでしょうか。こちらは前述のものと違って木製であることが多く、温かみがある木目がそのまま活かされていたり、茶色い塗料やニスが塗られていたりします。
赤く塗装された三角屋根が載っていますから、同じデザインである北米風の木造住宅にぴったりですね。
これらをご自宅に設置すれば、お子様やお客様に楽しんでもらえるのみならず、配達員の心も癒すことができるでしょう。

郵便ポストは、どんなおうちにも必ず一つは必要です。
最近は、封筒に入る小さな荷物を格安で届けて貰えるサービスも充実してきています。料金が格安のうえ、郵便ポストで荷物の受け取りが完了すれば、手間も省けて一石二鳥です。

とはいえ、郵便ポストはあれば良いと言うものでもありません。できれば、家の外観に即した趣味に合ったものをやはり選びたいと思うのが人情でしょう。
綺麗な色の屋根に真っ白い壁。そんな洋風の家には、やはり洋風のすっきりとしたデザインの郵便ポストがお似合いです。

木製の郵便ポストからは暖かい雰囲気が、アイアン製の郵便ポストからは住んでいる方のシャープな佇まいが連想されるかもしれません。ガーデニングが趣味のお宅なら、テラコッタ調のものがお庭の雰囲気にマッチするんじゃないでしょうか。
レトロな感じのブリキ調の郵便ポストも、お洒落かもしれませんね。

また、何処に設えるかでも家の印象は変わってきます。
支柱で支えられて独り立ちしているタイプは、シャープなイメージを、玄関脇の壁に取り付けるタイプは、穏やかなイメージを抱きます。郵便ポストも玄関と同じく、外からの訪問を家の中に迎え入れる言わば顔のような存在です。
「郵便物さえ入れば良い」と邪険に扱わず、是非家々の個性あふれる郵便ポストを家族の代表として玄関に設置してあげてもいいものです。