今日紹介するものはポストです。 ポストといってもいろいろなものがありますが、その中でも郵便ポストに絞って紹介したいと思います。
郵便ポストは現在全国の至る所に配置されていますが、その土地々々によって微妙に違うのはご存知だったでしょうか?
暑い地方、寒い地方、雨が降る地方、地盤が緩い地方…本当に様々なその土地の色に合わせてポストはつくられており、配置されているのです。
例をあげるのであれば、北海道や新潟といった、雪の多く降る土地に配置されている、雪国に合う郵便ポストは少し頑丈にできていることをご存知ですか?
雪が多く降る土地のポストは雪の重みで潰れないように、また曲がって軸が折れてしまわないように少し太く、また大きく作られているのです。
そして雪が降る土地ならではのところがもう一つあり、それは手紙の投函される口とは別に、砂を保存しておくための口があるのです。
雪が降るとその土地に住む人はポストの第二の口を開けて、そこに閉まってある砂を取り出すと雪の積もった道路にばら撒きます。
手紙を届ける役割だけではなく、雪が積もった時、また溶けた後のすべり止めも担っているわけです。
なので雪国に住んでいる人にとって、ポストの存在は手紙を届けるための道具というだけなわけではないのです。
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