機能門柱とは?


機能門柱とは?


機能門柱とは

門柱・機能門柱

機能門柱とはポストや照明、インターホン、表札が一つになった多機能な門柱の事です。
カタカナではファンクションユニットと呼ばれることもあります。
家づくりを行う際には建物ばかりに目が行ってしまい、外周りの門柱はあまり気にしない方が多いです。
しかしお客様がまず一番先に目にする場所なので、気を使いたいところです。 ですが限られたスペースではポストや照明、インターホン、表札を別々にしていたのでは場所を取ってしまいます。
そんなときに機能門柱を選ばれますと、一か所にまとめることが出来てスペースを有効活用することが出来ます。
クラシック、ナチュラル、モダン、シンプル、エレガントなど様々なデザインがあり、住まいのイメージやお好みに合わせたデザインを選ぶことが出来ます。
最近では飽きのこないシンプルなデザインが好まれる傾向があります。
照明には長寿命省電力のLEDを採用した機能門柱もあり、電気代節約や交換コスト節約も狙えます。
表札にはガラスやステンレスなど様々な素材が使われているものから選べます。
門柱を外に置くとポストに投函された郵便物の盗難が心配になりますが、鍵をかけられるタイプが一般的なので大丈夫です。
様々なメーカーから販売されていますので、メーカーのホームページからどんなデザインがあるかお気に入りを探してみると良いです。

機能門柱の役割

機能門柱は、ドアホン・ポスト・宅配受け・表札などをコンパクトに門柱に取り付けたものですが、それを設置する目的は大きく住宅の新しいデザインに合わせるため、そして防犯目的の2つが挙げられます。
これまでは塀と門が住宅と庭を囲むスタイルでしたが、今の開放的な住宅デザインに合わせてシンプルな門扉と門柱、または機能門柱のみの設置にする人が多いです。
また、コンパクトな住宅では塀で住宅を囲むスペースを確保しないで、機能門柱を設置し門扉の役割と兼ねて使用しているケースもあります。

それから、限られたスペースに表札やポスト等を別個に設置するのは訪問者に乱雑な印象を与えかねませんが、一つにまとめた機能門柱を置けばシンプルできちんとした印象を与える事が出来ます。
もう一つの防犯目的としては、機能門柱を置けばドアの近くに不審者が近づきにくくなります。
昔の住宅は玄関の横壁に投函口を設置していましたが、そこから手を入れて玄関の鍵を開け侵入し盗みを働く、という犯罪が頻繁に起こっていました。
ドアホンが付いている機能門柱ならば、玄関から離れているのでお年寄り・子供・女性のみでも安心して対応できますし、またLEDライトを設置できるタイプもあるので、夜間の不審者対策としても最適と言えます。

門柱・機能門柱

機能門柱を設置する目的

門柱・機能門柱

玄関周りに必要なアイテムとしては、表札やポストやインターホンや照明などが挙げられます。
こうしたアイテムは、従来はブロックを積み上げた門柱や玄関ドアの横に個別に設置される事が多かったものです。
しかし、最近ではこれらのアイテムを1つの門柱に組み込んだシンプルでお洒落な機能門柱が人気を博しています。
これは純和風より洋風のシンプルなデザインの住宅が増えた事と、都市部の戸建てでは敷地内に広い庭が設置できない事と関係しています。

和風の住宅で従来のブロックを積んだような門柱を建て、そこには門扉を付けるのが普通ですが、狭い敷地では、門扉を付けずに門柱だけを建てた方がスマートで機能的です。
しかし、従来の様な門柱では、やはり門扉がなければ、不釣合いです。そこで人気が出てきたのが機能門柱なのです。
従来のブロックを積み上げた門柱を下地として、そこに住宅の外装にマッチした漆喰や塗装で仕上げ、オリジナルの機能門
柱を造る事もできますが、コンパクトでスマートにまとめられたエクステリアメーカーの機能門柱を採用される住宅が増えています。 多くのメーカーが、アルミや各種の素材を組み合わせた多彩な商品を市販されており、住宅の雰囲気と設置スペースに合わせて自由に選択できるようになり、益々人気が増大しているのでしょう。
住宅を建てる時には、住宅の顔である玄関先のエクステリアとして機能門柱を含めたプランを考え、センスを発揮されるのも楽しいでしょう。