一軒家を買うのが私の夢です。
そのため、どんな家にしようかと考えながら、いつも外出時は色々な家をチェックしています。 当初は家の様相を見ていたのですが、やがて玄関先の郵便ポストに目がいくようになりました。
私が住んでいるマンションの周辺には趣味のいい家が多くて、そのためエクステリアにも凝っているようです。

中でも一番お洒落だと思ったのは、カバの形の郵便ポストです。
一見、鉄か真鍮でできた長方形の箱のようなのですが、よくよく見ると、カバの体なのです。 その箱型の体に、顔と小さなしっぽと短い手足がついています。
とても渋い色で、味わいがあり、モダンな家とマッチしています。

ある日、その家の前を通った時、たまたま家の方が郵便ポストの中をチェックしていたので、思わず「お洒落な郵便ポストですね」と声をかけてしまいました。
するとその方が、郵便ポストの扉を見せてくれました。

取っ手のところがおへそになっていて、おもてから見えないところまで細かく作っていてびっくりしました。
その方の友人の手作りだそうで、リクエスト通りのものが仕上がったのだとか。
手作りの郵便ポストなんて初めて聞きましたが、どこの家にもない我が家だけの郵便ポストなんて本当にお洒落だなと思いました。

海外製の郵便ポストは、日本では見かけない洗練されたお洒落なデザインが沢山あります。

デンマークのメイファ社は、スカンジナビア最大の郵便ポストメーカーとして有名です。
デザインだけでなく、安全性の高い品質と、シンプルな中にも優しい曲線遣いが、個性的です。 どんなお家にもしっくりとはまります。

同じくデンマークのラディウス社は、北欧デザインの家具メーカーですが、船窓をデザインした郵便ポストが世界的ベストセラーとなっています。
個性的なデザインは、非常にお洒落で設置するだけで近所で評判になりそうです。

そして、ドイツのマックスノブロック社製の郵便ポストは、自分らしいライフスタイルを追求したいと考えている方々に人気があります。
機能美やデザインの美しさだけでなく、壁面に取り付けた時の調和に重点が置かれているので、長く愛用することができます。

また、アメリカの映画やドラマで見かけるメールボックスは、シンプルですが愛らしい丸みを帯びた形状が目を引きます。
大容量サイズで、フラップを手前に引いて開け閉めするタイプは、如何にも外国製といった雰囲気です。
アンティークな色味と、頑丈な作りが、カントリーテイストの庭先にマッチします。

最近では、オシャレな家が数多く建つようになりました。 それに伴い、郵便ポストも家のインテリアの一部のようにオシャレなものが増えてきています。

以前は自宅用のポストも街にある郵便ポスト同様、赤色が主流となっていましたが、今は色だけでなく形も様々個性に富んでいます。
街でよく見かけるポストの形としては、壁掛けタイプ、埋め込みタイプ、アメリカンタイプなどがあります。

壁掛けタイプは、家の壁や塀に引っ掛けて設置します。 手軽に付け外しができるため、オシャレな郵便ポストを見つけたら簡単に交換することができます。

埋め込みタイプは、壁などに埋め込んで固定することができます。
壁と一体化させることができるので、統一感を持たせることができます。
アメリカンタイプは、ポールがポストの下に付いた、据え置き型のものです。
庭のオシャレアイテムの１つとなります。

また、材質や色にこだわることによって、モダン風、アンティーク風といった様々な雰囲気もに変えることができます。
材質としては、ステンレス、ブリキ、木材などがあり、色はパステル調、原色、素材色などがあります。 家全体の雰囲気に合わせた色使いや、素材を選ぶことで、よりポストのオシャレ度が引き立ちます。