日本では昔から郵便ポストといえば四角く赤い金属製の箱というイメージで、決してオシャレでも機能的でもないといった印象が強いポストがほとんどでした。

しかし現在では住宅の欧米化が進むとともに、住宅用の郵便ポストも機能性とデザインを兼ね備えた商品が数多く販売されるようになりました。

欧風の住宅に日本古来からの赤い郵便ポストはやはり不釣り合いですから、家の外観を損なわないようなオシャレな郵便ポストを設置する人が増えています。

日本のポストに比べ欧米のポストは非常に見た目と機能性を重視したものが多く、特に南欧風の郵便ポストはヨーロッパの田舎を彷彿とさせるようなデザインのものが多いため、特にオシャレに敏感な人からの支持が高い郵便ポストになってます。

南欧風のポストの特徴は見た目のオシャレさが突出しているため、デザイン住宅などへ設置した場合には家の外観と見事にマッチしてくれます。

機能性も充実しており、郵便物などが非常に取り出しやすい形状になっているため、そういった点でも日本のポストとは一線を画すポストとなっています。

取り出し間口が広いのも南欧風ポストの特徴だと言えます。

洋風の住宅に取り付けるのであれば、南欧風ポストを選ぶとまず間違いないでしょう。

郵便ポストにも様々な材質のものが存在しており、赤い箱というイメージだったポストの印象は、現在では大きく様変わりしています。

特に人気が高いのは木製の郵便ポストや銅製の郵便ポストで、形状は欧風のものが多いのが特徴です。

木製の郵便ポストはどこか懐かしさを感じさせる手作り感が特徴で、使用する木の種類によって様々な表情を見せてくれるとても温かみのある郵便ポストとなっています。

木製の場合経年劣化を心配される人も少なくないようですが、その経年劣化で変わっていく木の表情こそが木製ポストの魅力だと言えます。

表面には防水加工などを施してありますので、それほど痛み安いわけではありませんし、洋風の住宅の外観にも見事に溶け込んでくれます。

銅製の郵便ポストも木製のものと同様経年変化で大きく表情を変えていくポストです。

最初は銅そのものの色といった感じですが、月日を重ねることで少しずつくすんだ状態になっていき、青さびなどが浮かんでくることろには見事なまでのアンティーク感を漂わせてくれる郵便ポストだと言えます。

自分と一緒に歳をとっていくという感覚のポストですから、購入時よりも5年、10年と使用していくほどに豊かな表情を見せてくれるにが銅製の郵便ポストと言えるでしょう。

住宅用の郵便ポストには壁に埋め込むタイプのものと、スタンド型のもの、壁に引っかけて使用するものの３種類に分類されます。

どの郵便ポストもそれぞれに特徴があり、埋め込みタイプは壁に埋め込まれているので家の外観を一切損なうことなく設置することが可能になります。

スタンド型のものは海外で良く見かける郵便ポストで、１本足の支柱にオシャレなポストが乗っているという形状のものです。

スタンド型の場合支柱を設置する場所が必要になりますが、見た目もオシャレで埋め込む必要がありませんから庭の片隅にさり気なく設置すると非常にオシャレに見えます。

ガーデニングなどを行っている庭との相性も抜群なので、庭がある家には特におすすめのポストです。

引っかけ型のポストは最も使われている数が多い郵便ポストで、何処にでも設置することが出来るため非常に便利なポストです。

最近ではアンティーク調のポストや陶器のもの、デザインに凝ったポストなども数多く出回っているため、ポスト選びが楽しくなると思います。

家の外観に合わせた商品が多いのも特徴で、コンクリートの打ちっぱなしの壁にもマッチするアルミ製のシンプルなポストやカントリー調の家にもログハウスにも使用できる木製のポストなども人気となっています。