防草シートを設置する


防草シートを設置する


防草シートの設置は自分でできるの?

防草シートサンプル1

防草シートはホームセンターや園芸店で売っていますので、自分で設置することも可能です。
設置箇所の面積を測り、それに見合うサイズのものを購入すると良いでしょう。
100均でも小さいサイズのものが売っていますが、薄く強度がないので2,3年で劣化してしまうでしょう。
道具としては、大きめの園芸用シャベル、シートを切るハサミ、後は地面を平らにならすためのレーキがあればよいですが、 なければ棒状の板などでも代用できるでしょう。
設置の仕方は基本的に草を抜き、 地面を平らにして(この後で砂利を敷くことを考えると4センチほど削るのが好ましいです。) シートを敷き、その上に重しとして砂利をかぶせるだけです(砂や土をかぶせると草が生えてしまいます)。
注意したいのは雨水マスの蓋があるときです。
蓋を覆ってしまわないよう、シートに穴をあけることはもちろんですが、できれば整地の際に地面を削る際に、雨水マスにむかって勾配をつけておくと良いでしょう。 もう一つ、シートを敷く際は隙間がないように気を付けましょう。
どんな小さな隙間でも、草は生えてきます。
毎回同じ所から生えてきた草を抜き続けることになるので、切れ端などがあったらシートを重ねて補強しておくと良いでしょう。

防草シート設置の際の注意点

敷くだけで雑草対策として高い効果を発揮する防草シートは、すでに多くの場所で利用されていますね。
 その防草シートの設置方法ですが、まずは設置したい場所の大きさを測ります。
そして、その場所の雑草を刈り込んでおきます。
土地がでこぼこしている場合は、くぼみやでっぱりを直しておくと、設置面がきれいになり、ヨレやずれを防ぐことができるので丁寧に下準備は行いましょう。
また上を歩いたときにけが等を防ぐことができます。
 設置面が平になったら、そこに端から防草シートを合わせ、1メートルほど伸ばし、引っ張りながらピン打ちをしていきます。
このときあまりシートを出しすぎると風でめくれ上がったりずれの原因になるので、作業する部分を少しずつ伸ばしながらやるのがポイントです。
そして防草シートの端を50センチ間隔で等間隔に打っていきます。
シートの中央部はふくらみやヨレを防ぐために200cm間隔でピン打ちします。
途中でずれないように数メートルずつの作業がおススメです。 
 完成後、車などが防草シートの上を走るとシートが破損したり、めくれてしまうので控えたほうが無難です。
メーカーによっては、防草ワッシャーと止めピンを使用してシートを抑える事をお勧めします。
 このように最初の丁寧な下準備、そしてピン打ちするだけなので意外と防草シートの設置は簡単なものです。
毎回のつらい草むしりにこりごりという方はぜひどうぞ。

防草シートサンプル2

防草シートの寿命を長くする設置方法

防草シートサンプル3

手間をかけずに雑草の繁殖を防止できる便利な防草シートですが、設置する場所や用途によって選ぶべき製品は異なります。
最適の製品を設置することで最大限の効果が発揮されますから、購入する時は適当に選ばずに、 設置場所のことを考えながら選ぶと同時に正しい設置方法で設置してください。
防草シートを設置する時に注意しなければいけないのが、最初にしっかりと雑草を処理しておくことです。
防草シートは雑草の繁殖を防止する効果がありますが、すでに生えて締まっているものを枯らせたり取り除いたりする効果は期待できません。
伸び放題の場所にそのままシートを設置してしまうと、敷設した下で成長を続けてしみます。
設置前の下準備として、きっちりと根っこから取り除いておくことが重要です。
敷く地面が平らな状態になっていないと、一点だけに力がかかって破れやすくなってしまいます。
地面に転がる小石や岩などはきれいに取り除き、穴はちゃんと埋めて平らな状態にしておきましょう。
設置後に上を歩くのであれば、より丁寧に作業して地面を整地しておく必要があります。
設置時はしわができないようにピンと張る必要があります。
しわやたるみがあると十分な効果が期待できないだけでなく、めくれてたり破れたりしてしまう可能性が高まります。
長く効果を持続させるためにも、シートを設置する時はしわが無いように隅々までのばし、ずれないように固定ピンでしっかり止めておきましょう。